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壮絶な母の愛

母親というのは、時に壮絶なまでの愛を表現する。

我が子を思う母親の愛は「母性愛」であり、それは自分の母親、祖母、曾祖母と、

順にさかのぼっていくと、最後には伊邪那美命にまでたどり着く。

自らの死と引き換えに我が子を産み落とした母の愛。

そこには大いなる神仕組みがあった訳だが、その時の様子や、

伊邪那美命の切実な気持ちに思いを馳せていると、不覚にも涙ぐんでしまった。


伊邪那美命こそ、「母性愛の原点」である。


そして、「母性愛」を考える時、どうしても外せないのが「地球」である。

自らは傷つき、ボロボロになってまで、大地の上の私達に精一杯の愛を注いでくれている。


ただ単に、神社のご祭神としての「伊邪那美様」や、宇宙に浮かぶ「地球」をイメージしても、

「母性愛」の実感が沸いて来ない。

実感が沸いてこなければ、「お詫び」と「感謝」に真心がこもらない。

それでは、あまりにも申し訳ない。

いったい、どれだけの愛を注がれているのか、どれだけ世話になっているのか・・・


私は、自らが泣きながら書いた文章でなければ、他人の心を打つことなどできないと思っている。

実際、「歓喜の花道」(記事はこちら)は、家に家族がいない時に、泣きながら書いた。
(その時のことを鮮明に思い出しながら再体験した)

だから、今度、時間のある時に書こうと思う。


さて、母性愛のエピソードというのは、古今東西、枚挙に暇が無い。
ただし、それら全てを紹介するのは、このブログの本意ではない。
そこで、ふと見つけた話を紹介して、「母の愛」についてのプロローグとしたい。

<以下、引用>

作家・西村滋さんの少年期のお話より

少年は両親の愛情をいっぱいに受けて育てられた。
殊に母親の溺愛は近所の物笑いの種になるほどだった。

その母親が姿を消した。
庭に造られた粗末な離れ、そこに籠もったのである。
結核を病んだのだった。
近寄るなと周りは注意したが、
母恋しさに少年は離れに近寄らずにはいられなかった。

しかし、母親は一変していた。
少年を見ると、ありったけの罵声を浴びせた。
コップ、お盆、手鏡と手当たり次第に投げつける。
青ざめた顔。長く乱れた髪。荒れ狂う姿は鬼だった。
少年は次第に母を憎悪するようになった。
悲しみに彩られた憎悪だった。

少年六歳の誕生日に母は逝った。
「お母さんにお花を」と勧める家政婦のオバサンに、
少年は全身で逆らい、決して棺の中を見ようとはしなかった。

父は再婚した。少年は新しい母に愛されようとした。
だが、だめだった。
父と義母の間に子どもが生まれ、少年はのけ者になる。

少年が九歳になって程なく、父が亡くなった。
やはり結核だった。

その頃から少年の家出が始まる。
公園やお寺が寝場所だった。
公衆電話のボックスで体を二つ折りにして寝たこともある。
そのたびに警察に保護された。
何度目かの家出の時、
義母は父が残したものを処分し、家をたたんで蒸発した。

それからの少年は施設を転々とするようになる。

十三歳の時だった。少年は知多半島の少年院にいた。
もういっぱしの「札付き」だった。
ある日、少年に奇跡の面会者が現れた。
泣いて少年に棺の中の母を見せようとした
あの家政婦のオバサンだった。
オバサンはなぜ母が鬼になったのかを話した。
死の床で母はオバサンに言ったのだ。

「私は間もなく死にます。あの子は母親を失うのです。
 幼い子が母と別れて悲しむのは、
 優しく愛された記憶があるからです。

 憎らしい母なら死んでも悲しまないでしょう。
 あの子が新しいお母さんに可愛がってもらうためには、
 死んだ母親なんか憎ませておいたほうがいいのです。
 そのほうがあの子は幸せになるのです」


少年は話を聞いて呆然とした。
自分はこんなに愛されていたのか。
涙がとめどなくこぼれ落ちた。
札付きが立ち直ったのはそれからである。
作家・西村滋さんの少年期の話である。


『致知』2004年11月号
特集「喜怒哀楽の人間学」の前書きより


引用元は、こちら→ 致知出版社「喜びの声」ブログ



私は、この話を読んで泣いてしまった。

周囲から笑われるほどに溺愛していた息子を、鬼のようになって突き放すというのが、どれほど辛いことか!

これほどの「母性愛」を体現してくれた西村氏の母に感謝したい。



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真の日本とは何か。それは武士道でも仏教でも儒教でもなく、そして神道でもない。 それらを遥かに超える大昔、太古の神話の時代の日本。 「日の元」「火の元」「日の元つ国」「神気出ずる国」 「世界の雛型」「世界の親」・・・それが本来の日本。一人でも多くの日本人が真コトの「神響き(カムヒビキ)」を鳴り成らせることで、最後には日本人の意識が「100匹目の猿現象」でガラリと変わり、「真の日本」が現れる。 日本が変われば世界が変わる。 日本が変わらなければ世界も変わらない。 ユダヤの民は「立て替え」の御役。スメラの民は「立て直し」の御役。ユダヤの民は、これまでキッチリと御役を果たしてきた。これからが本当の日本の出番となる。
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